加古川市にてスレート屋根の調査を行いました。

本日は加古川市のお客様よりホームページからのお問い合わせで

スレート屋根調査のご依頼をいただきましたので、そちらの様子を掲載させていただきます。

以前に塗装してから年数も経過しており、

心配なので一度スレート屋根の状態を点検していただきたいとご連絡いただきました。

調査にお伺いした際に塗装してから何年くらい経過しているのかお伺いさせていただくと

6～7年前にハウスメーカーで塗装工事をしたとのことでした。

しかし、最近になって庭にペンキの破片のようなものが落ちているのに気が付いて、

心配なので一度屋根の状態を知っておきたいので点検していただきたいとのことでした。

早速、屋根点検のため屋根にのぼらしていただきスレート屋根の状態を点検させていただきました。

スレート屋根の塗装状態

写真で見ていただいたら分かるように以前に行った屋根の塗装が広範囲で剥がれていました。

原因は以前に行った塗装工事の施工不良が考えれます。

屋根塗装前に行う洗浄やケレンの準備不足。

塗料の選定ミスや塗料を正しく希釈していなどの原因が考えられます。

スレート屋根は塗装が剥がれてしまうと防水性が低下してしまいます。

屋根材表面の防水性の低下は、雨水などの水分を吸水しやすくなるため屋根材の耐久性低下に繋がります。

その結果スレート屋根が割れ、屋根内部にまで雨水が浸透して雨漏りの原因となります。

早めの対応が必要な状態です。

換気塔の状態

屋根の上には換気塔が設置されていました。

スレート屋根の点検のついでに換気塔の状態も確認させていただきました。

写真で見ていただくと分かりますが、

換気塔の外壁にサイディングを張っていますがボロボロに劣化しています。

換気塔の下部は水分が集まりやすく、湿気もこもるため劣化するのが早いです。

しかも、こちらのサイディングは直張りしているため通気工法に比べて湿気がこもりやすいです。

こちらも放置しておくと雨漏りの原因となりますので早急な対応が必要です。

まとめ

今回、スレート屋根と換気塔の点検をさせていただき、現在の屋根の状態を詳しくご説明させていただきました。

解決策として塗装工事（棟板金修理含む）とカバー工法（重ね葺き工事）のご説明をさせていただきましたが、

できるだけ長くもちする方法での修理をご希望されていましたので、今回はカバー工法でのご提案となりました。

また、換気塔の修理もガルバリウム鋼板を使用して修理する方法でのご提案となりました。

後日、詳しい報告書と修理のご提案書を提出させていただきます。

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