【明石市】断熱性・耐震性を強化した中古住宅のリフォーム

こちらは施工前の様子です。
今回は内装、窓、外壁、屋根のリフォーム工事です。

築年数のある中古住宅で耐震性や断熱性能が心配・・とのことで、縁側に耐震の補強をすることに。床や壁には断熱材を入れ、内窓を設置する事になりました。

既存の床と壁を剥がし、梁と土台を構造用合板(3尺×10尺)で繋ぎ、横の揺れに強くします

凸凹としていた床を平らにし、新しい窓枠を設置しました。使用した窓の商品はYKKのプラマードU。断熱効果のある樹脂のフレームが、部屋の中を快適に保ちます。
2024年度の住宅省エネ補助金「先進的窓リノベ事業」を活用し、お得にリフォームをすることができました。

内装は元々真壁(伝統的な和風の壁)でしたが、合板を施工後は大壁(モダンな洋風の壁)に変更して張り替えました。外観も含め、現代的なスタイルの家に生まれ変わります。

こちらは2階のお子様の部屋になる予定の場所です。
窓がないため暗いので、新たに窓枠を設置しました。外壁をカットし開口を設けてサッシの枠を取付ます。

サッシ(障子)を取りつけ、中はボードで仕上げます。このあとの仕上げはお客様がDIYで珪藻土を塗る予定です。
どんなふうになるか楽しみです！

断熱効果のヒミツは「空気」と「樹脂」。
今ある窓と内窓の間に空気層ができることで、冷たい外気の影響を受けにくくなります。熱を伝えにくい樹脂のフレームが、さらに断熱効果を高めます。室内側が冷たくなりにくいので、結露の発生も抑えられます。

騒音も減って、お部屋が静かに。
外からの音を15dB低減。騒音が半分以下に聞こえる防音効果です（人間の耳は、10dB下がれば、音が約半分に減ったように感じると言われています）。

業界最高クラスの断熱性能「真空ガラス内窓」。
プラマードＵに真空ガラスを組込み、業界最高クラスの窓の熱貫流率1.1(W/㎡・K)を実現。先進的窓リノベ事業のSSグレード対象製品となっています。

外壁塗装の工事です。
このようなアクセントになる装飾もしっかり養生し、塗装の準備を行います。

窓まわりなども汚さないようにしっかり養生します。

屋根はこの後撤去しますが、それでも養生は怠りません。見栄えが悪くならないように、施工中から完成まで丁寧に工事を進めます。

新しい外壁はスタイリッシュなダークグレーをお選びいただきました。トレンド感もあり、スタイリッシュな住宅に生まれ変わりますね。

木部はオイルステインで綺麗にします。木が新しく蘇ったようになりますよ。

完成です！きれいに仕上がり、良かったです。

日本ペイントは、ラジカルの発生を抑えかつ発生したラジカルをバリヤー内に封じ込める高耐候酸化チタンの活用技術を開発。
さらに光安定剤の併用により、ダブル効果ですぐれた耐候性を発揮します。

【パーフェクトトップ】
紫外線による塗膜劣化対策として高耐候酸化チタンと光安定剤による、W効果のラジカル制御技術により、従来水性塗料との比較においてシリコングレードを超える非常に優れた耐候性があります。

【ファインパーフェクトトップ】
弱溶剤タイプで、外壁や鉄部、付帯部にも使用可能。材質を選ばずオールマイティに使用できます。粘性調整により高いレベリング性能と美しいつやを得られます。パーフェクトシリーズの下塗りとの組み合わせにより、さらに美しいつやになります。

元々は瓦の屋根でしたが、重量も重く、耐震性の面で不安がありました。
新しい屋根を設置する為、瓦を撤去します。

瓦を固定するために敷かれていた葺き土を撤去します。
これだけの葺き土を回収しました。

新しい屋根「スーパーガルテクト」を敷きます。
軽量な上に耐震性、耐熱性に優れ、災害からの衝撃にも強く、長く保つことができる屋根です。

金属板と断熱材を一体化させた、熱を通しにくい軽量な屋根材です。表面の金属板にさびに強い「超高耐久ガルバ」を採用することで、高い耐久性を実現しました。

スーパーガルテクトに使用されている断熱材は、⼩さな泡の集合体でできています。泡に封じ込められている熱を伝えにくいガスが、⾼い断熱効果を発揮してくれるのです。
また、表⾯の塗料には遮熱性が⾼いものを採⽤。屋根の構造も独⾃技術により遮熱性がさらにUP！

スーパーガルテクトは1㎡当たり5㎏で、スレート屋根に比べて約1/4、和瓦屋根に比べて約1/10と超軽量です。さらに金属製のため、地震時の「割れ」の心配がありません。
屋根の劣化やひび割れが原因で起こる屋根の⾶散は、⾦属製のスーパーガルテクトがしっかりガードしてくれるので安⼼です。